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駅までの相棒

by J5J44p更新日: 2023年1月12日2023年2月2日

私が初めて就職が決まり、自宅から電車通勤となりました。期待と不安が入り混じり、私は愛犬にその事を話しました。
「私、ちゃんとやっていけるのかな」
もちろん。愛犬が返事をする事はありません。黙って話しを聞いてくれるだけです。
その時に、愛犬は既に10歳を過ぎていて一緒に遊ぶ事も少なくなっていました。
「行ってきます」
翌日。私が玄関を出ると、なぜか愛犬も一緒に家を出るんです。不思議に思っていると、駅までの道のりを一緒に歩いてくれました。
家から駅までは、徒歩で約10分。愛犬は、まるで私を励ますように歩いてくれたんです。
ですが、問題は駅です。

もしも、私にくっついて電車に乗ってきたらと思うと不安で不安でなりませんでした。
うちは田舎で、小さな駅ですが駅員さんもいます。怒られるのではないかと、内心ビクビクしていました。
そして、駅に到着すると愛犬は中までは入ってきませんでした。Uターンして、スタスタと帰っていくのです。
まるで、自分は駅には入れないのだとわかっているかのようでした。

私は、汽車に乗ると窓から愛犬の姿を探しました。ちょうど家の近くが見えるので、私は目を凝らして探したのです。すると、トボトボと歩いていく愛犬の姿が見えました。
帰宅してから母に聞くと、ちゃんと帰ってきたそうです。
その次の日も、次の日も愛犬は私の相棒となって横を歩いてくれました。
後から考えると、老犬と言ってもいい年齢で駅までの距離を往復する事は、決して簡単ではありません。ですが、それでも愛犬は私のために歩いていくれたのです。

途中からバス通に変えたので、駅までの往復は数ヶ月で終わりました。ですが、バス停へ行くまで、そして降りて家へと向かう時には必ず愛犬が尻尾を振って座っていました。
社交人となり、学生時代と比べると嫌な事も辛い事もたくさんありましたが、それでもなんとかやってこれたのは、愛犬が側で支えてくれたからかもしれません。
心から、ありがとうと思います。

愛犬との思い出
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J5J44p

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